助成採択団体決定|立ち止まり対話するための助成金「AKBNファンド」第3期

2020年1月22日〜3月10日の期間で募集しておりました、立ち止まり対話するための助成金「AKBN(アケボノ)ファンド」第3期の採択団体が決定し致しました。

通常型の採択団体は「ふくおかFUN」
福岡の水中世界でくり広げられている生物の営みを見守り、新たな発見や感動を人々と共有し、この自然を次世代まで残していくこと使命として、活動されています。

会計特化型の採択団体はありませんでした

応募数は通常型で【 4団体 】、会計特化型は【 0団体 】となりました。説明会は福岡・北九州の2箇所で開催することができ、5名の参加者が興味を持ってくださいましたが、会計特化型に応募がなかったことは、プログラムの魅力を充分に伝えきれていないと、今後に向けて大きな反省点が残りました。

▶︎ 助成プログラム概要や募集要項はこちらです


団体には既に採否の通知済みで、今後に向けてヒアリングのためのスケジュール調整などを行なっているところです。

審査会は3月22日(日)に開催いたしました。
インターネット等で事前に当該団体の情報収集を行った上で、応募書閲覧と団体ヒアリングを通じて審査し、助成先団体を選定しました。なお、今年度は新型コロナウイルスへの対応もあり、Webツールを活用した遠隔ヒアリング対応と致しました。

なお、助成採択・不採択を問わず、団体への評価点と改善点のフィードバックを行っています。

▶︎ AKBNファンド審査会要項 はこちらで公開しております(PDF)

 

AKBNファンドの特徴の一つは審査委員の選定基準で、私たちの暮らしに関わるNPOの活動、それを受益者や支援者たる市民の視点から見ることができる「有識者とは誰か?」という問いをたて、生活者や当事者を中心とした構成としています。
特に、昨今話題となりやすい「社会課題」や「巻き込む」という単語の取り扱いには注意し、受援者の尊厳や力を奪うことがないよう、基本的人権を尊重するフィルタをかけています。

審査委員(左から)
・小森 耕太 委員長(クライアント
・加藤 健太 委員(正会員)
・雪松 直子 委員(職員)
・大倉 慶子 委員(正会員)

ヒアリング・審査会はフランクな雰囲気ながら、鋭い質問が活発に交わされる時間となり、我々アカツキ職員もとても勉強になりました。年度末の日曜という貴重な時間を頂戴し、本当にありがとうございました。

助成金を出す側・受ける側という立ち位置に力関係が生まれてしまわないように細心の注意を払い、この社会の中でご一緒させて頂く「仲間」の気持ちで取り組んでいきます。