休眠預金の制度・評価に関する研修会講師を務めました

NPO会計税務支援福岡(NAS)からのご依頼により、アカツキ永田と、福岡すまいの会の服部広隆さんの2名で、研修会の講師を行いました!
NASは税理士、公認会計士、会計事務所の職員、NPO関係者で、NPOに関する税務や会計の普及啓発活動のため定期的に研修会を実施されています。

第一回は「休眠預金等活用法の制度概要と懸念点」、第二回は「成果主義と評価の主体は誰か~社会的インパクト評価の考察」と題し、主に永田がこれまでの経緯と概論を、服部さんが現場・当事者視点で、仕組みの矛盾や今後どのような懸念があるかを、具体的に話してくださいました。

私たちのスタンスは、休眠預金で想定されている「評価基準」や「分かりやすさ」が、人の命や尊厳を“手段”や“コスト”に換算してしまう、そしてそれが置き去り社会を生む危険がある ということを訴えるものです。

制度論は決して支援者主導であってはならず、常に当事者の声を取り入れるべきとアカツキは考えます。今後も、現場のNPOに色々と教えて頂きながら、一緒に考えていきたいと思います。