『京都自死・自殺相談センター Sotto』の中期計画の策定に関わりました

2021年の1月から現在まで、『認定NPO法人京都自死・自殺相談センター Sotto』の中期計画の策定に関わらせて頂きました。
「パナソニック NPO/NGOサポートファンド for SDGs」を活用し、組織診断/基盤強化のコンサルティングをご依頼いただきました。
Sottoは、死にたいほどの苦しさや孤独を抱えた方の気持ちを受け取り、自死を止めようとするのでなく、孤独を和らげるような「心の居場所」を提供する活動を行っている団体です。

中期計画の策定においては、アカツキから「こうしましょう」「一般的にこうです」という関わり方ではなく、どのようなメンバーで話し合えば、どのような項目があれば、自分たちが納得できる計画ができるのか?などを繰り返し確認しながら、メンバーそれぞれの想いや前提を共有する、対話の段階に多くの時間を割きました。
オンラインを中心に進めつつ、12月には京都に伺って、一日カンヅメで中身を作り込んでいくワークを進行ました。数字や言葉だけでは共有しづらい感覚は、絵で表現するなどの工夫を行い、出したフセンを並べ替えることで、それぞれの優先順位の認識をすり合わせていきました。

計画は作って終わりではなく、メンバーや関係者と共有すること、そして定期的に見直して、軌道修正や現在地の確認を行うことが重要です。アカツキ自身も、過去3回・各3年の中期計画書を策定してきましたが、うまくいくことも失敗もありました。そのような実体験もシェアしながら、これからも伴走させて頂きます。

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