NPOが「測られる」時代が来る!? 〜今、福岡から立ち止まり、ともに考える休眠預金制度〜

■参加申込方法

参加をご希望の方は、このFBイベントページで「参加予定」をクリックしてください。

■概要

・日時:2018年9月9日(日)14:00〜17:00
・場所:福岡県NPO・ボランティアセンター(福岡市博多区吉塚本町13番50号 福岡県吉塚合同庁舎 5F)
・参加費:無料
・主催:NPO法人そだちの樹 安孫子健輔/NPO法人福岡すまいの会 服部広隆/認定NPO法人ソルト・パヤタス 井上広之/認定NPO法人アカツキ 永田賢介・雪松直子

お問い合わせ :
こちらのご連絡フォームよりご連絡ください。

ご質問等はfacebookイベントページに直接投稿して頂いても構いません。

■プログラム

①休眠預金の制度概要解説
②制度検討プロセスに関する意見交換
③制度内容(※)に関する意見交換
④まとめ
⑤地域でのそれぞれの動き共有
※指定活用団体、資金分配団体、評価手法など

いまNPOの間で話題になっている「休眠預金」とは、いったいどんなものなのでしょうか。

・大きな助成金のようなもの?
・福岡のNPOにはあんまり関係なさそう?

果たしてそうでしょうか。
実は、この制度は事業規模に関係なく、全国のNPOに大きな影響を与える可能性があると言われています。

・受け取る団体が一律の基準で評価され、NPOの多様性が失われてしまう。
・評価基準の定め方そのものが、資金分配の権限をもつ指定活用団体に委ねられる。
・年間700億円とも言われる巨額の資金をめぐり、指定活用団体-資金分配団体-現場のNPOという中央集権型のピラミッドが誕生する。

NPO制度や事業評価の専門家からは、このように指摘する声があがっています。

休眠預金制度について定めた「休眠預金等活用法」は2018年1月に施行され、資金の分配も2019年度秋には始まると言われています。
この流れに合わせて押し寄せる「社会的インパクト評価」の波は、もう私たちの足元に届こうとしています。

制度の創設をめぐる審議のプロセスに問題があったことも指摘されています。
しかし、既に制度はできあがり、動き出しています。振り出しに戻すことはもうできません。

とはいえ、何もできないわけではありません。
休眠預金制度の中核を担う「指定活用団体」の公募は、10月5日が期限となっています。
わずか1か月半ですが、制度はまだ固まっていないのです。

いま何が起こっているのか。これからどんな影響があるのか。
知らない間にすべてが決まってしまう前に、この福岡で活動している皆さんと集い、語り合う場をもうけました。
そこで集まった声を、社会に届けたいと考えています。

——今しかできないことがある。今なら、まだできることがある。

これからのNPOのこと、一緒に考えませんか?