鹿児島でNPOの伴走支援研修に登壇しました

鹿児島県 かごしま県民交流センター 協働活動促進課主催、NPO法人鹿児島県 NPO 事業協会が事務局を担う、『中間支援組織育成のための地域コーディネーター養成講座 』にて、全5回のうちの2回目、伴走支援のあり方と手法について、永田がお話しさせて頂きました。


10〜16時でしっかり時間を確保頂けたこともあり、講座とワークを約半々の割合として設計しました。
参加者の皆さんには、「こんなアドバイスは嫌だ!」という、逆の立場になって考えていただいたり、地域の先輩にインタビューしたり。また実際に支援者がどのような「質問」をすべきか、お困りごとのテーマや場面ごとに練習問題を作って考えて頂きました。


アカツキは技術論の前提として、企業の営利活動とは異なる市民活動の意義や、また、支援者の思想や在り方を重視しています。
前日の夜や当日の昼食時間で、主催や参加者の皆さんともいろいろお話しさせて頂くことができたのですが、特に「言葉を慎重に、丁寧に使うことが大事だと思いました」というお声を頂戴し、嬉しく思いました。『ふりかえり評価』にも興味を持っていただけました。

現場や当事者を主体に、尊重し、しっかり聴いて受け止める、というようなことを掲げたとしても、「指導したい」とか「感謝されたい」というような本音は使う言葉ひとつ一つに漏れ、現れてしまいます。逆に言えば、自分が使う言葉を適切に管理、調整することで、支援者としての意識を保つことができるとも思います。技術の前の“構え”といっても良いかもしれません。
鹿児島で、魅力的な活動を知り、皆さんとお会いすることができましたので、またお会いできる機会を楽しみにしています。