影山知明さんとのトークセッションを行いました

2018年3月31日、東京にあります「クルミドコーヒー」「胡桃堂喫茶店」店主の影山知明さんをお招きして、『立ち止まって対話する必要なんてほんとにあるの?マネーの影響力とAKBNファンド 〜影山知明 × 永田賢介トークセッション〜』 を開催しました。


切り出しはアカツキ代表理事の永田が、影山さんのかばん持ちインターンをしていた7年前の話から。次に、アカツキが行うファンドレイジングの主役は寄付者だという観点から、寄付と出資の違いへと話が広がっていきました。
アカツキでは、寄付はしたら終わりではなく、そこから寄付者と団体との掛け合いが始まり、その付き合いの中で団体を見て頂きたいと考えています。



また、影山さんが紹介された、仏教用語の「他力本願」に込められているのは、物事は何でもかんでも「自分一人でできるわけではない」という戒め、同時に「一人でできなくてもいいんだ」という赦し。この話からも、アカツキの在り方を後押ししていただきました。

最後はAKBN(アケボノ)ファンドの生い立ちと、AKBNファンド開発資金に寄付をしてくださった方からいただいたコメントを掘り下げ、立ち止まることや対話について参加全員と話をしていきました。



アカツキのビジョンにある「それぞれの私たち」は、ばらばらでもなく、みんなと同じでもない。社会の中の様々な私たちが、その中で対話をしながら生きていくというものです。
このイベントの3時間でも、参加者がお互いの立場の違いを感じつつ、自分と照らし合わせて一つのことについて考えていくことを大切にしました。

このトークセッションのために福岡にお越しくださった影山さん。参加してくださったみなさま。AKBNファンドを支援してくださったみなさまに、改めまして感謝申し上げます。