認定NPO法人取得サポートセミナー、全3回が終了しました
本年度アカツキのメイン事業である、福岡県との協働委託事業、平成26年度福岡県「認定取得促進事業」の一環として、九州内で活躍する認定・仮認定NPO法人の実務担当者の方々をお招きし、計3回のセミナーを無事に実施完了することができました。
まずは、ご協力くださいました講師と参加者の皆様に感謝と御礼を申し上げます。
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第一回目は「足腰の強い組織をつくるコミュニケーション」と題し、熊本県初の認定NPO法人NEXTEPの副理事長 兼 事務局長である佐々木大河さんをお招きし、申請から認定までのスケジュール感や、かなり具体的な所轄庁とのやりとり、気をつけておくべきポイントなどをお聞きすることができました。
またアカツキからは事務局長の松島が、実際に団体内で認定申請をすることを決めるまでの合意形成について、また、通常の組織運営においても、アカツキのコンサルティングの現場で出会った事例などを元に、よくあるコミュニケーションの齟齬やうまくいくための改善の工夫などをお話させて頂きました。
参加者からは、認定申請を意識したかなり具体的な質問が出て、この機会で認定申請の負担感がわかりチャレンジする意欲がわいたという声も聞かれました。
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第二回目は「寄附者がつながる場づくりとクラウドファンディング」です。こちらは昨年度も登壇して大変好評だった、福岡県初の仮認定NPO法人エコけんの理事長である清水佳香さんにお願いし、寄付集めの「しろくまプロジェクト」や、その報告会である「しろくまカフェ」の事例を、昨年度アカツキのファンドレイジング個別支援との関わりも含めながらご紹介くださいました。
清水さんの進行で、参加者同士のワークショップも盛り上がりました。
アカツキからは代表理事の永田が、前提として認定制度とファンドレイジングの意義を解説し、その後にはNPOがクラウドファンディングを活用するための10のポイントをご紹介しました。
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そして最後の第三回目は「会計帳簿をわかりやすく整理するコツ」、市内の認定NPO法人としては最も有名だと思われるSOS子どもの村JAPANの増永弘子さん、認定を含めたNPO法人を複数、監事や顧問としてサポートしていらっしゃる、税理士の末吉祥子さんにお願いしました。
内容は非常に実務的で、会計ソフトの設定項目や、実際にエクセルで作成された寄付者台帳のサンプルを見ながらの講座となり、認定を目指す際にどの程度の負担があるのか、どこがうっかり漏れになりやすいのかなどがわかり、参加者は真剣な表情で聞き入っていらっしゃいました。
また、講師直伝の帳簿整理のコツは「とにかく毎日5分でもコツコツ処理して仕事をためないこと、未来の自分を助けるためと思って」と特に熱を入れて仰っていたのが印象的でした。
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本セミナーは終了後、受講者の中から希望する団体に対して、年度末までの約半年間、認定取得のための個別支援（コンサルティング）をアカツキ、福岡県NPO・ボランティアセンターの職員、そしてNPOに詳しい税理士の3者によって行います。
応募締め切りは8/22、9月には対象団体の発表・スタートしますので、また、今後のこちらのWebサイトやFacebookページにて経過報告をさせて頂きます。
