NPO法のつくり手による解説勉強会開催・レポート公開しました

2023年4月に『「今、改めて」NPO法のつくり手による解説・勉強会』と題した企画を開催しました。講師は、当時、NPO法立法活動の中心であった『シーズ・市民活動を支える制度をつくる会』(現在は目的を達成し解散)の、創設者の松原明氏です。

詳細なレポートは以下からダウンロード頂けます(PDF)

午後の部・夜の部2回開催で、地域のNPO法人や行政職員の方を中心に、合計32名の方が参加してくださいました。許可をいただき、以下にご参加団体名と、頂いたご感想を掲載いたします。

・福岡県 社会活動推進課
・福岡市 市民公益活動推進課
・北九州市 市民活動推進課
・認定NPO法人 ピーサポネット
・認定NPO法人 チャイルドライン「もしもしキモチ」
・認定NPO法人 障がい者より良い暮らしネット
・認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会
・認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN
・認定NPO法人 箱崎自由学舎えすぺらんさ
・認定NPO法人 山村塾
・認定NPO法人 フードバンク北九州ライフアゲイン
・NPO法人 えんげき広場cue
・NPO法人 国際協力支援機構スマイリーフラワーズ
・NPO法人 フ-ドバンク福岡
・NPO法人 AIP
・NPO法人 I-DO
・NPO法人 子どもNPOセンター福岡
・NPO法人 えほん楽団
・NPO法人 なごみの家
・NPO法人 光楽園

私の経験ですが2007年、08年に筑紫野市子ども条例づくりに関わらせていただいた。その頃、私自身はよくわからず先輩方について行くだけで精一杯だった。筑紫野市子ども条例(2010年施行)は、市民グループで条例の骨子案を作成し議会に提案、採択された市民提案の条例。その過程で、ほとんどの条例は行政(役人)が立案を作り議会に提案されて採択されるということを知った。議員には法律の文章を書いて立案する能力がない事も。今は専門家が入ったり議員立法もある。
NPO法は日本初の市民立法。1998年の成立なので、ちょうど筑紫野市子ども条例の10年前になる。今年はNPO法が設立して25周年、その後市民が主権者になる道を切り開いたと思う。私自身も昨年NPO法人を設立できて、後に繋がっていることに誇りを感じ嬉しくなった。

NPO法ができた背景を伺うことで、NPOはじめとする市民活動に対し、世の中がなにを期待しているのか理解が進みました。
自団体の利益や成果を追求する部分だけが目立つ活動が増えているよう感じています。だからこそ、NPOとは何なのかを考える今回のような場が大事なと思いました。
企画は大変だったかと思いますが、ぜひ定期的に開催いただきたいです(数年に一度でも)。

その他、「法律の成り立ちや意味を知ることができ、NPOへの理解が深まった」「自団体がNPO法人であることを初めて意識できた」「NPO法人をこれまでと少し違った視点で見れる気がする」などのご感想も頂戴しています。
ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です