聞く/聴く/訊くを中心に据えたコンサルティング
コンサルティングというと、一般的なビジネスの世界では「助言」や「指導」とされることが多いと思います、しかし、アカツキの場合は、クライアントを主体とし、そのお話を“聞く”ことを主軸に据えています。元々の語源「consult(共に座る)」に近いものと言えるかもしれません。
ただ一口に“聞く”と言っても、黙って傾聴するというよりも、質問を重ねながら、積極的に整理していくスタイルです、漢字にする場合は「訊く」と表現する方が、よりイメージとして適したものだと思われます。2022年度に策定した、三期目の中期経営計画でも、私たちの仕事の在り方を、「『尋ねる→受けとめる→反応する』を根気よく繰り返す」ことだと定義付けました。。
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こんなお悩みにお応えします
ご要望やお困りごとに応じて、ヒアリングを実施したのち、方策をご提案させて頂きます。
「自団体のビジョン・ミッションを策定・共有したい」 「メンバー間で目指す方向性や価値観にズレがあると感じている」 | ▶︎ | ビジョン・ミッション共有/中期計画の策定 メンバーそれぞれの背景や考えをベースに、掲げた言葉にどのような意味を見出すのか、また、数年先の事業のイメージ、組織の規模やスケジュールについて、話し合う機会をつくります。 | |
「助成金や委託事業だけに依存しない持続的な財源を必要としている」 「寄付依頼の際に使う言葉やツールが決まっていない」 | ▶︎ | ファンドレイジング計画/ツール制作 既存の会員や寄付者の声から、支援の動機を把握し、どのような点を打ち出すか、また対象や機会ごとに、ツールに掲載する情報を整理するかについて、サポートいたします。 | |
「認定NPOを取得したい」 「事務や会計が一人に集中して負担になっている」 「意図しない法令・規定違反が起こっていないか心配」 | ▶︎ | 事務体制診断/改善 法務・労務・会計・税務等について、独自に作成した60項目以上のチェックリストを基に事務所にて診断を行った上で、緊急度など優先順位をつけ、改善に必要な情報やフォーマットを提供します。 | |
「会議で意見が出ない」 「スタッフの情報共有や合意形成がうまくいかない」 「理事会が形骸化し、代表一人体制になっている」 | ▶︎ | コミュニケーション改善 役員・職員を対象としたアンケートやヒアリングの実施、これまでの歴史の振り返りや、対話の場を設計しその進行をお手伝いすることで、それぞれの想いや考えの共有を図ります。 |
私たちが大切にしていること
実際の事業の現場でも、私たちは代表や事務局長といったリーダーの参謀のようなには振る舞いません。むしろ、より現場に近い職員や理事にも一緒に打ち合わせに参加頂くようお願いし、その発言を促進・顕在化させ、複数の異なる視点や見解から、民主的な意思決定ができるようなお手伝いをしています。
市民の本当のニーズ、団体の運営に必要なアイデアは、やってきた外部者によってもたらされるのではなく、既に関わっている人たちの中から立ち現れてくるものだと私たちは考えます。だからこそ、安易なアドバイスではなく、クライアントの会員や寄付者、ボランティア、活動の受益者の声を聞くように努めています。
ポイント1
主体の明確化
考え、決めるのはあくまでもクライアント自身。そのことを履き違えないよう、丁寧に質問と確認を重ねながら、施策を進めていきます。
ポイント2
豊富な事例
これまでのべ300団体以上のご相談にのってきた経験を活かし、様々な分野や規模の取り組み事例、成果、その背景や要因分析などから、選択肢を提示します。
ポイント3
実践と経験の重視
概論を語るだけでなく、認定NPO取得レベルの寄付集めや事務体制整備、中期計画策定等、アカツキ自身の実践と経験をベースにしたお話しができます。
アカツキの姿勢・約束・お願い
これまでの支援実績
事例1
京都自死・自殺相談センターSotto(そっと)さま「中期計画策定」支援
中期計画の策定と、その前提になるメンバーそれぞれの理念の解釈やモチベーションの在りかなどを丁寧にヒアリング。
理事会とも共有しながら推進し、言葉・絵・数字などの形で計画に落とし込みました。
事例2
I-DO(アイディオ)さま「代表交代と組織の意思決定」支援
新代表は誰になるのか、また、どのようなプロセスでそれを検討し決定するのか、議論と対話のプロセスに伴走させて頂きました。
代表交代後も、理事会や事業所など、意思決定の機関の整理をお手伝い致しました。
事例3
フードバンク北九州ライフアゲインさま「認定NPO取得」支援
認定NPO法人取得に向けた、PST(3,000円×100人)の寄付集めキャンペーンの設計と寄付者情報の管理。また定款や議事録など法務書類、士業と連携した会計帳簿の整理等を経て、無事に認定NPO取得を達成しました。
小川 恵美子 さん
NPO法人ソルト・パヤタス 事務局長(2016年当時)
諦めず、丁寧に対話を続けることで、メンバーの参加と協力が引き出されました。私たちはこれまで、理事や職員の間で課題意識と目標を充分に共有できていませんでした。アカツキのファシリテーションにより、丁寧に対話を続けることで、全員の参加と協力がうまく引き出され、改めて良いメンバーに恵まれていると実感するようになりました。無難なところで諦めず、根気強く付き合い、こちらの状況に合わせて、業務分析や中期経営計画などのツールを作り、より使いやすく改訂し続けてくれる姿勢から、熱意と地道な努力が伝わり、そしてそれは理事や職員にも波及したと思います。
初回相談・お見積もり
コンサルティング費用は、「企画の設計」「お打ち合わせ」「資料作成」「その他経費(交通費等)」の主に4項目からお見積致します。ご予算に合わせた範囲のご提案も可能です。また、自主財源だけで十分な予算確保が難しい場合には、活用できる助成金のご紹介や申請支援との組み合わせも対応致します。
初回相談とお見積もりは無料となっており、検討の結果、依頼しない という判断も全く問題ございません。まずはご要望やお悩みの課題などをお気軽にご相談ください。なお、実施方法はZoomによるオンラインを想定しています。
(以下、例はこれまでのケースから算出しています)
・3ヶ月程度のスポット対応(5〜15万円程度)
・年間を通しての伴走支援/福岡県内・東京都内(20〜40万円程度)
・年間を通しての伴走支援/福岡県・東京都以外(30〜70万円程度)