助成採択団体決定|立ち止まり対話するための助成金「AKBNファンド」第2期

2019年1月29日〜3月4日の期間で募集しておりました、立ち止まり対話するための助成金+コンサルティング「AKBN(アケボノ)ファンド」第2期の採択団体が決定し致しました。

通常型の採択団体は「NPO百千鳥」
日本文化が「限られた人のための高級なもの」ではなく、一般の人が日々の暮らしのなかで楽しめるようなものとして浸透し、育っていくことを目指し活動しています。

会計特化型の採択団体は「バングラデシュと手をつなぐ会」
バングラデシュで学校建設及び運営、保険医療センター建設及び運営、生活向上のための子牛貸出プロジェクトに取り組んでいます。

なお、応募数は通常型で【 3団体 】、会計特化型は【 1団体 】に留まりましたが、昨年の反省を活かし、説明会も昼の部・夜の部と2回開催することができ、普段おつきあいのないほぼ初対面のNPOの方も含め、7名5団体の参加者が興味を持ってくださったことに、小さいながらも確かな広がりを感じることができました。

▶︎ 助成プログラム概要や募集要項は以下です

【募集期間1/29〜3/4】立ち止まり対話するための助成金+コンサルティング「AKBN(アケボノ)ファンド」第2期 | 認定NPO法人アカツキ

■助成金プログラムの概要認定NPO法人アカツキでは、2018年度からNPO向け助成金のプログラムを開発・運営しています。その名も立ち止まり対話するための助成金+コンサルテ…

団体には既に採否の通知済みで、今後に向けてヒアリングのためのスケジュール調整などを行なっているところです。


なお、審査会は3/17に開催いたしました。
インターネット等で事前に当該団体の情報収集を行った上で、応募書閲覧と団体ヒアリングを通じて審査し、助成先団体を選定しました。
また、助成採択・不採択を問わず、団体への評価点と改善点のフィードバックを行いました。

▶︎ AKBNファンド審査会要項 はこちらで公開しております(PDF)

特徴は審査委員の選定基準で、私たちの暮らしに関わるNPOの活動、それを受益者や支援者たる市民の視点から見ることができる「有識者とは誰か?」という問いをたてた時に、生活者や当事者を中心とした構成になりました。
特に、昨今話題となりやすい「社会課題」や「巻き込む」という単語の取り扱いには注意し、受援者の尊厳や力を奪うことがないよう、基本的人権を尊重するフィルタをかけました。

審査委員(左から)
・井上広之 委員長(クライアント
・雪松直子 委員(職員)
・大倉慶子 委員(サポーター会員)
・宇都龍志 委員(フェロー=正会員)

ヒアリング・審査会はフランクな雰囲気ながら、鋭い質問が活発に交わされる時間となり、我々アカツキ職員もとても勉強になりました。年度末の日曜という貴重な時間を頂戴し、本当にありがとうございました。

助成金を出す側・受ける側という立ち位置に力関係が生まれてしまわないように細心の注意を払い、この社会の中でご一緒させて頂く「仲間」の気持ちで取り組んでいきます。

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