「NPOマーケティング・フォーラム in 福岡」が開催されました!
12月14日(土)、共創館電気ビルでNPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』の最終成果報告会「NPOマーケティング・フォーラム in 福岡:6団体の実践事例から学ぶNPOの経営力UP手法」が開催されました。
アカツキは「草莽塾in福岡」の事務局を担いながら、いち参加団体として、7月から「中間支援組織としての事業体質強化対策」をテーマに、マーケティング施策を取り組んできました。
最終報告会当日は、80名を超える多くの方々にご参加頂きました。また、参加者の所属内訳がNPO:行政:企業=1:1:1という多様な方々にご参加いただき、NPOマーケティングへの関心の高さを伺える1日となりました。当日の様子を写真で振り返っていきます。
◎Twitterによる中継のまとめはこちら
http://togetter.com/li/604792
1)草莽塾塾長・長浜さんによる基調講演
草莽塾の概要説明の後に、(1)NPOが社会から求められているのは活動ではなくその成果、(2)自分たちではなく“顧客”基点による組織運営の必要性、(3)NPOを取り巻く競争環境の激化、という3つの観点からNPOマーケティングの必要性をお話ししました。加えて、実際にどのようにNPOマーケティングを日頃の活動で行っていくかというポイントをお話頂きました。
2)参加団体による施策最終報告
設立から2年目を迎えたアカツキでは、収益構造の弱さ/顧客像の共有不足などの課題がありました。そこで、ターゲットとするべき顧客像(ペルソナ)を設定のうえ、顧客を育てながら収益改善が可能となる事業(講座)を設計し、実際にNPOセンターへの営業を実施しました。施策は現在も実施している途中ですが、今回の取り組みを通して、団体内部で顧客像が共有できたこと、数値を根拠に意思決定ができたこと、さらに副次的に理事会での中期目標の設定などの成果を得ることが出来ました。
◎全参加団体の発表テーマ
①NPO法人ソルト・パヤタス
「既存会員のサービスの向上と新規会員獲得に向けて」
②NPO法人アカツキ
「中間支援組織としての事業体質強化対策」
③NPO法人ドネルモ
「コミュニティ・デザインの分野における寄付文化の創造」
④NPO法人Teach For Japan
「支援者拡大と資金調達強化に向けた取り組み」
⑤NPO法人ワークinならや わくワーク館
「わくワーク館の収入UPに向けた販路拡大アプローチ」
⑥NPO法人子どもの村 福岡
「支援拡大に向けた取り組みについて」
3)参加団体によるNPOマーケティングのから騒ぎ
最後のセッションは、「恋のから騒ぎ」ならぬ「NPOマーケティングのから騒ぎ」。参加団体の全員が登壇し、半年前の施策実施の中での苦労やハプニングを生の声で語りました。参加団体それぞれ、深夜まで宿題の取り組みや理事同士の大喧嘩、または長浜さんの叱咤の声が幻聴に、などなど様々なエピソードがありました。とても楽苦しい半年前だったことを改めて感じる時間となりました。
昨年からスタートした草莽塾は、東京の次に福岡での開催となりました。その事務局を担わせて頂くと同時に、参加団体として草莽塾を受講できたことはとても学びの多い機会となりました。今後は、NPOマーケティングを団体に定着させ、PDCAを回し、より良い事業を展開していく次第です。
懇親会では、修了証書を頂きました!
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