行ってきました!『私たち』から社会を描く〜韓国の市民活動・協働視察プロジェクト!

NPO法人ドネルモと協働による、『私たち』から社会を描く〜韓国の市民活動・協働視察プロジェクト!

本視察は、私たちが福岡でいかに市民社会を形づくるか、アジアでも先進的な取組みを行うソウル市を訪問し、お金の流れ・コミュニティ形成・評価手法の3つの視点からそのヒントを学ぶプロジェクトです。
▶昨年度のプロジェクトはこちら⇒ ソンミサン・マウル協働視察プロジェクト

視察で得た知見を幅広く共有していくための、レポート作成および報告会の実施のために、282,000円を目標金額にクラウドファンディングを実施し、無事に62名もの方から目標を大きく上回る376,000円のご支援を頂きました。

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そして、9月30日、10月1・2日の3日間にかけて、韓国ソウル市を訪問していきました。訪問先は以下の3つ。

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【9月30日午後】希望製作所
市民シンクタンクNPOとしてボトムアップ型で政策に大きな影響を持ち、独自のファンドレイザー育成プログラムも運営する。
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【10月1日午前】マウル総合支援センター
住民主導の自発的な地域づくりのモデルを、ソウルの15の地域へモデル移転に取組む。
午後はマウル総合支援センターが実際に支援を行う2つのマウル(まち)を訪問。
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【10月2日午前】seed:s
若手社会起業家のインキュベーションに取り組み、毎年30を超える社会起業家チームを育成する。
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日本と近い文化背景や社会環境を持ちながら、一方で、軍事政権といった過去の歴史を持つゆえに生まれる市民性があります。その市民性から生まれるかつての日本の市民活動の特性と、アジアでも最先端をゆくマウル支援や社会的起業家支援といった施策、それらが共存する独特な市民活動が韓国にはあります。そして、何といっても社会の変化のダイナックさは、目を見張るものがあります。

一方で、そういった特異性をはぶき、お金の流れ・コミュニティ形成・評価手法という3つの視点に分解してみると、実はシンプルで、私たちが取り組んでいる方法や大切にしていることとの共通点も多いことがわかってきました。今回で2度目を迎え、それらの違いがより具体的になり、多くの学びと気付きを得ることができました。

今後はクラウドファンディングのご支援をもとに、それらの知見を幅広く共有していくために、レポートの発行と報告会を実施します。詳細は追ってご案内いたします。

改めてご支援頂いた皆さま、誠にありがとうございます。メンバー一同、心より御礼申し上げます。