さがつく×アカツキCSOファンドレイジング実践研修会
2014年9月13日・14日の2日間、佐賀県内の市民や企業からの寄付を募り、県とのマッチングギフト形式でCSO(※)に助成と支援を行う市民ファンド「公益財団法人佐賀佐賀未来創造基金」(愛称:さがつく)と協働で、「CSOファンドレイジング実践研修」を実施しました。
(※佐賀では法人に限らず地縁組織などを含めたNPO全般のことをCSO=Civil Society Organization と呼称しています)
今回は全5回の研修プログラムのうち第一回、第二回にあたり、これから約半年間を通して、「組織に必要な資源調達」を実施する上で必要な、「戦術・戦略・組織力」を、学びと実践を通して身につけていく研修となっています。
▶プログラム詳細はコチラから
→http://saga-mirai.jp/information/2014/08/000576.html
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初日1時間目は代表理事の永田から、NPOと非営利のそもそもの理解・歴史に加えて、データから見るNPOのファンドレイジングの実態などをお話しました。
2時間目・3時間目はワークショップが中心。実際の事例を、ファンドレイジングに必要な要素が適切にそろっているかどうかの視点で分析し、さんざんダメ出しした後に、「じゃあ自分たちの団体はどうだろう?」と振り返ります。これがなかなか痛い作業で…。
大学生から市民活動の大先輩、県の職員の方まで、様々な立場の方にご参加頂きましたが、想いはひとつ「あらゆる人たちが主体的に地域の未来を担い合うために、必要な資源を循環させる仕組みをつくり、地域で支え合う社会の実現に寄与すること」(佐賀未来創造基金のミッションより)。
学びの消化のために適宜シェアリングを入れていたので、横のつながりも広がったようです。
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2日目4時間目は事務局長の松島も参戦し、クラウドファンディングやクレジット決裁、データベース等のツールについて全体像をざっくりと紹介。
5時間目には、これまでの学びの総決算として自分たちの取り組みたいファンドレイジングのプロジェクトを実際に組み立て、プレゼンテーション、お互いに採点・フィードバックし合って頂きました。
最後には全体で円になって2日間の振り返りの後、「自分との約束カード」に記入頂き、これからのファンドレイジングの取組みが実践に結びつくためのアクションを各自決めました。
まる二日間ぎっしりでしたが、ありがとうございました!!今回アカツキがご提供した知見などは、佐賀未来創造基金の若手ホープである日隈くんがしっかり継承し、次年度からは自主開催でいきたいという素晴らしい決意も頂きました。まだ年内3回の予定があります、共に頑張っていきましょう!!