昨年度に続き平成27年度も、代表の永田が北九州市立大学の非常勤講師として授業を行っています。

法学部政策学科の主に2年次生が対象で、授業名は『政策実務特講』。1年次にNPO論の授業を受けた学生を中心に、アントレプレナーシップ（起業家精神）をテーマに、NPO社会起業家の事例を中心に紹介しています。

受講生は約70〜80名、教室の構造や人数の関係と学生の慣れの観点から、いきなり双方向性にするのではなく、最初は講義やビデオ紹介を中心とし、後半に進むにつれてグループワークや発表の機会が増やしていきます。テキストは岡田斗司夫氏の書いた『世界征服は可能か』。正義や悪とは何か、「社会を変える」ということについて一緒に考えます。

また、6/3にはアカツキ副代表理事の佐々木もプチゲストとして参加。

かのサンセットライブにリユース食器と洗浄システムを導入し、50名規模の大学生ボランティアをマネジメントすることで、ゴミの88%を削減したという活動実績を紹介しました。
NPO＝「お金を受け取らない自己満足のボランティア」というイメージが未だに強い大学生にとって、「成果（数字）の出せるNPO活動」という言葉が力強く響いたようでした。

学生たちの発表とコメントシートに勇気づけられ、また時にクスリと笑わせてもらっています。
彼ら彼女らが社会と自分のつながりを想像し、またそこで出会った違和感を自分の言葉で表現できるようになることがこの授業の目標地点です。前期期間なので夏までとなりますが、精一杯彼らに向き合い、アカツキの想いを伝えていきます。