NPO向けITツール活用講座in北九州

北九州市が開催する「ワンランク上のNPOに! 今必要な「1+2+2」講座」というタイトルの連続講座の中で、NPO向けITツール活用講座が開催され、1日目はアカツキから永田が、2日目は協力として、にしてつバスナビアプリの開発で著名な「株式会社からくりもの」の代表取締役・岡本豊さんに講師を勤めて頂きました。

まず、いきなりツールという手段に走るのではなく、NPOにとって何故情報共有が大切なのかという、目的の部分を明らかにした上で、参加者それぞれの団体では、どのような情報を取り扱っているか、どの範囲に、どのツールで情報を共有するのが最適かを考えてもらう時間を取りました。

その上で、ITツールを活用することで、離れた場所でもメンバー全員のスケジュールが一目で把握できたり、ネット上でファイルを簡単に共有できたりするため、時間ロスの大幅な削減が可能になり、忙しい方々にとっては時間の有効活用につながることをご説明しました。

最終的には、実際に講座の中でその場でDropboxのアカウントを取得したり、Google Calendarの機能を体験してもらうサポートまで行うことができました。

最先端のツールを使いこなさなくても、基本的な無料サービスを活用することで、リソースの少ないNPOの業務は劇的に改善することがあります。
一人の担当者に業務量が偏っていたり、他のスタッフが何をしているのか把握できていないが、どこから手を付けて良いか困っていらっしゃる団体などは、一度ITツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。