次回はいよいよ中間報告会!草莽塾in福岡 2015 第3回講義を開催しました
10月6日にNPOのマーケティング力強化を目的とした福岡市主催「草莽塾in福岡 2015」の第3回講義を開催しました!次回は中間報告会で、今回が最後の講義でした。
草莽塾in福岡で取り組むマーケティングに然り、ファンドレイジングや事務局体制づくり、組織内コミュニケーションなど、「非常に重要ながら必ずしも緊急ではない業務」に通常業務の時間を割き、実践していくことは決して簡単なことではありません。しかしながら、日常の事業運営ばかりを優先した結果、後回しになり、気がついたときには厳しい状況になっていることも多々あります。
草莽塾in福岡や様々な研修を活用し、「非常に重要ながら必ずしも緊急ではない」業務に取り組む機会をぜひ作っていって頂ければと思います。
▶現在アカツキではNPOのためのクラウドファンディング実践講座の受講者を募集中です!
★第三期目となる2015年度の受講6団体は以下の通りです(五十音順)
1)NPO法人アートマネージメントセンター福岡
2)NPO法人あすも特注旅行班
3)NPO法人おうちプロジェクト
4)NPO法人ハッピーライド
5)NPO法人ママワーク研究所
6)NPO法人わが家の119番
第3回講義(10月3日)
永田より開催の挨拶の後、講師の長浜さんより第2回講義で扱ったポジショニングとマーケティング5Cについて、概要と特に重要な視点をふりかえり、個人/グループ/全体で第2回講義から今日までで学んだことや気付いたことを共有しました。
その後、午前の講義では、これまで学んできたマーケティング施策の企画立案に対して、成果測定に向けた目標と指標の設定やPDCAの実践について解説。アカツキのNPO法人入門講座「運営編」でも解説していますが、アウトプット(結果)以上にアウトカム(成果)をしっかりと設定することが重要です。
例えば、イベントを行った場合の参加者数や収益はアウトプットであり、それによって起こりうる参加者の行動や心理的な変化といったアウトカムです。アウトカムを設定せずに、参加者数だけで成果を評価してしまうことは避けなくてはいけません。
お昼休み後は、各団体が取り組むマーケティング施策の成果と指標の設定ワークを行いました。また、同時並行で団体ごとの個別相談も実施。
最後の講義では、シャンティ国際ボランティア会の事例紹介を行ったうえで、先のワークで設定した成果と指標の実績を管理するフォーマットを作成するワークを行いました。アカツキのスタッフも各団体の議論に加わり、ともにフォーマットを検討していきます。
講座の最後では、アカツキ永田の進行のもと、第3回講義までに出された様々な宿題やその検討を行うための団体内の会議について、各団体が工夫している点や課題としている点などを共有し、解決策を検討しました。
次回はいよいよ中間報告会です。各団体がこれまで学び検討してきた成果を中間報告書にまとめ発表します。
草莽塾in福岡を受講している各団体の成果発表会は12月5日(土)に開催予定です。詳細は追ってご案内いたしますが、ぜひぜひご予定を空けて頂けますようお願い致します!