2015年の9月からスタートし、福岡県・福岡市・北九州市・宗像市・むなかた市民フォーラム・九州労金・福岡市社協と共に8ヶ月ほど続けている「助成金・補助金の出し方勉強会」。

第7回である今回は、「宗像市人づくりでまちづくり事業補助金」の公開プレゼンテーションに参加し、審査委員の質問からその視点を勉強しました。

加えて、宗像市とむなかた市民フォーラムのご協力のもと、実際に審査委員が使用している審査基準と採点表を元に、勉強会参加メンバーの一人ひとりが実際に採点をし、模擬審査会的に意見交換を行いました。

普段は助成金を受け取る側であったり、また、事務局として運営を行う側にいる人でも、「審査基準をどう解釈するかの難しさを感じた」「人によって採点の厳しさや重視するポイントが異なって、複数の視点がある重要性を学んだ」「税金の使い途を決める審査の、責任の重さを実感できた」などの声を聞くことができました。

もともとは「申請書フォーマット」「助成金の適正な投下時期と金額」からスタートした勉強会、各参加機関に小さく具体的な改善も進んできた現段階では、審査会や報告会と、少しずつ視点が広がりつつあります。

今後も、地域のポジティブな資金循環のため、地道な取組を続けていきます。