北九州市立大学の非常勤講師をしています

2014年からスタートし、現在4年目。代表理事の永田が、北九州市立大学の非常勤講師を続けています。

19223040_1204307196361997_8678470180374934102_o

法学部政策学科の主に2年次生が対象で、授業名は『政策実務特講』。主には、1年次にNPO論の授業を受けた学生を中心に、アントレプレナーシップ(起業家精神)を中心に、NPOの現場経営のケーススタディ紹介や、実際NPO法人の決算書を読み解く・サービスを売るために何を考えるかなどのワークを中心に紹介しています。

File 2017-07-20 21 54 32

受講生は約70名、教室の構造や人数の関係と学生の慣れの観点から、いきなり双方向性にするのではなく、最初は講義やビデオ紹介を中心とし、後半に進むにつれてグループワークや発表の機会が増やしていきます。テキストは岡田斗司夫氏の書いた『世界征服は可能か』。正義や悪とは何か、常識や当たり前とは何か、そして「社会が変わる」ということについて一緒に考えます。

ファイル 2017-06-08 20 24 08

今期は、ソルト・パヤタスの井上広之さんに、営利企業から非営利組織へのキャリアチェンジを。九州海外協力協会の河野菜津子さんに行政機関との協働を、ドネルモの宮田智史さんにNPO法人の日常事務局業務を、そして社会人をしながら大学院で合意形成やNPO中間支援組織の研究をする、富永沙和さん(アカツキフェロー)にゲスト登壇頂きました。

NPOが当たり前ではない・興味がない人たちに、自分たちの生活にどのような関わりが見いだせるか、色々と工夫して勉強になっていますし、アカツキの事業にも良いフィードバックが起こっています。