「市民ファンド推進プログラム助成事業」に採択されました

アカツキが2018年度よりスタートした、立ち止まり対話するための助成金「AKBN(アケボノ)ファンド」の制度改善と地域展開の取り組みが、市民社会創造ファンドが募集する「市民ファンド推進プログラム助成事業」に採択されました。1団体最大枠200万円のところを85万円で申請し、満額が助成されました。

2018年10月21日(水)、そのキックオフイベントと研修事業が東京で開かれ、AKBNファンドの紹介と、この助成事業についての計画・目標・目指す成果を決意表明をしました。
なお助成採択団体は他に、認定NPO法人北海道NPOファンド一般財団法人世田谷コミュニティ財団公益財団法人ひょうごコミュニティ財団の合計4団体でした。

同日に開催された研修では、今回採択された財団や助成担当者(プログラム・オフィサー)を対象に、「考える助成~長期的なプログラムの歴史を通して~」をテーマとして事例紹介がありました。

認定NPO法人まちぽっとの奥田さんからは、助成プログラムを市民と一緒につくり運営していること、公益財団法人トヨタ財団の喜田さんからは、助成プログラムの果たすべき役割や価値について話があり、それぞれ「良質なアマチュアリズム」や「対話することの価値の創造」という言葉が、特に印象的でした。ワークではそれらの話題を元に、助成プログラムは誰のためにあるのか?について、参加者で意見を出し合いました。

今回の採択にあたり、選考委員のみなさまからは「事業活動費への助成が多い中、他にはない、内部のコミュニケーションの費用(管理費)のみを助成する取り組みはユニークである」との評価と「NPOの助成調査を踏まえた、助成のあり方の提案に期待している」との言葉を頂きました。
2019年9月までの一年間しっかりと取り組み、またご報告をしたいと思います。

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