トヨタ財団「NPOによる市民の参加促進研究WS」開催報告

6月30日(土)に、公益財団法人トヨタ財団主催 × 特例認定NPO法人アカツキ企画・運営にて『NPOによる市民の参加促進研究ワークショップ』を開催しました!

本企画では、ボランティアやインターン、そのほか様々な主体のなる市民が、仕事として「以外」の関わり方でNPOや地域活動に関わり、楽しんで力を発揮していくことができるか?また、そのための「受け皿」として、NPOはどのようなコーディネーションやマネジメントを必要とするか?というテーマにについて、具体的な現場の取り組みを共有する対話の時間となりました。

受益者と支援者をつなぐNPOが、双方の「需要と需要」を、どのようにして「供給と供給」に変換し、参加と成果のバランスをとっていくことができるのか、という前提をおいた上で、各団体の取り組みと、自分は「参加しているか・したいか?」といった当事者性の確認、年代や性別など対象層ごとの関わり方の工夫を出していきました。

特に中盤では、事例紹介/話題提供として、こちらの2名にお話いただきました。打ち合わせの段階から、細かい設計まで汲み取って、これまで現場で積み重ねてきた貴重な学びや経験を伝えてくださり、本当にありがとうございました。
認定NPO法人SOS子どもの村JAPAN 事務局長補佐 藤本正明さん
NPO法人タウンモービルネットワーク北九州 総務担当職員 濱田千夏さん




私たちは、少数の優れたリーダーやプレイヤーによる課題解決やインパクトのみならず、そこに多くの人が関わることによって多様性、持続可能性、そして居場所や出番による市民のエンパワーメント(勇気付けられること、当事者化)が生まれるのではないか、という仮説を持っています。

言語化や普遍化に向けた掘り下げはまだまだこれからで、いい意味でのモヤモヤの持ち帰りもたくさんあったように思えます。またこのテーマについて、引き続き地域のみなさんと共に考え、話し合っていく機会が持てることを楽しみにしています。

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