「草莽塾in 福岡2014」がついにスタートしました!

NPOのマーケティング力強化を目的とした「草莽塾in 福岡2014」。今年度(第二期)、受講5団体が決定しました!

1)NPO法人循環生活研究所
2)NPO法人エデュケーションエーキューブ
3)NPO法人いるかねっと
4)NPO法人グリーンシティ福岡
5)NPO法人そだちの樹

塾長は「飛耳長目:アメリカにみるNPO戦略のヒント」の著者でもあり、日本におけるNPOマーケティング第一人者である長浜洋二さん。各団体は12月の最終報告会まで、それぞれ解決したいマーケティング課題に対する施策に取り組んでいきます。

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先だって、第1回講座を8月2日(土)に開催しました。
講座では第0回(応募説明会)で解説されたNPOマーケティングの視点のふりかえりから、環境分析・ターゲティング・ポジショニングという基礎について、講義と全部で3回のワークを通して学びました。5団体から12名の方が参加。程よく緊張感のある雰囲気で進行しました。

講座の冒頭ではまず、主催者である福岡市の藤さんよりご挨拶を頂きました。
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続いて、長浜さんよりNPOにおけるマーケティング・プロセスの解説がありました。

まず、団体内外の環境を分析していく必要があります。特に課題解決型のNPOにとっては、受益者が何を困っているか、またどのくらいの期間続いているかなどの視点で、受益者像(市場)を把握し、最適な事業を展開していかなくてはなりません。

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一番初めのワークでは、団体のステークホルダー(利害関係者)を受益者・支援者・協働パートナー・競合の4区分にわけ、それぞれ誰が含まれるか団体ごと整理しました。

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整理した後、全体にシェアリングし、長浜さんよりフィードバックを受けます。団体によって、議論の進め方も表現の方法も大きく異なり、見ているだけでも大変勉強になります。

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また団体のステークホルダーだけではなく、よりマクロな視点で外部環境を分析する必要もあります。2つ目のワークでは、PEST分析という政治・経済・社会・技術という視点で団体の活動を取り巻く環境を把握していきます。

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ターゲティングのプロセスにおいては、市場を分割していくこと(セグメンテーション)が重要になります。例えば、年齢や性別といった人口統計的変数や、寄付・参加頻度といった行動的変数などでターゲットを絞り込んでいきます。またより具体的にターゲット像を描くために、ペルソナを設定することも効果的です。

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最後のワークでは、団体と特定の事業についてのポジショニングを行いました。2軸を設定し、競合となる団体やサービスと比較していくことで、打ち出していく戦略がより明確になります。

みっちり6時間、マーケティングの基礎を学びました。8月23日に開催される第2回講義までの間、団体ごと宿題に取り組み、長浜さんとのやりとりを通して、アウトプットを改善していきます。

講座終了後には、近くのお店で懇親会を行いました。半年間に渡って苦難をともにする仲間に近付く、とても良い時間になったのではないでしょうか。(ちなみに、お刺身が大変美味しかったです…!)

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これから半年間、どんなドラマが半年間で展開されていくかとても楽しみです。アカツキも精一杯サポートさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。

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▶▶▶ NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』in福岡 2014(第2期)