NPO法立法過程記録編纂・公開記念シンポジウムに参加・協力しました

2016年3月2日、東京で開催された「NPO法立法過程記録 編纂・公開記念シンポジウム − 市民が法律をつくる、活動を記録する、共有して学ぶ − 」に、代表理事・永田と副代表理事・佐々木が参加し、また記録ボランティアスタッフとしてそれぞれテキストと写真で記録を行いました。
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参加・公開・対話を大切にした立法プロセス。登壇者発言から、シーズがまとめたエッセンスは以下のようなものです。ぜひ、記録も御覧ください。

● NPO法は、市民が力を持つ社会を目指してつくられた法律。その「内容」と「立法プロセス」がセットであることが重要だった。
● 議員は国民の代表。それなのに、市民、NPOからの情報提供は少ない。霞ヶ関ばかりでなく、もっと議員とフェアにつきあおう。多様な議員と、党派をとわず、議論の場をつくろう。
● 反対だけ、要望だけでなく、市民主導でつくる社会。そのプロセスの先にこそ、市民が力を持つ社会がある。


▶ twitter中継まとめ【ほぼ、当日の発言録になっています】

▶ IWJ(Independent Web Journal)による動画
▶ 毎日新聞記事 舞台裏「後世に」議員立法駆け引き、段ボール10箱超 堂本・前千葉知事ら国立公文書館寄贈へ
▶ 毎日新聞記事 NPO法 1998年成立…堂本氏らが「秘話」寄贈
▶ イベント告知Webサイト(認定NPO法人まちぽっと)

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第一部「NPO法の成立プロセスで起こったこと、積み残した課題」
・堂本暁子氏(元参議院議員、元千葉県知事)
・松原明氏(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会理事)
・山岡義典氏(公益財団法人助成財団センター 理事長)
・辻元清美氏(衆議院議員、NPO議員連盟)
・辻利夫氏(司会、認定NPO法人まちぽっと)

第二部「市民活動を記録する、アーカイブ化する」
・三木由希子氏(NPO法人情報公開クリアリングハウス理事長)
・高木恒一氏(立教大学教授、立教大学共生社会研究センター長)

第三部「今後の市民社会に向けて、この資料をどう使っていくか?」
・新田英理子氏(認定NPO法人日本NPOセンター事務局長)
・中村国生氏(NPO法人東京シューレ事務局長)
・関口宏聡氏(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会代表理事)

まとめ
・坪郷實氏(NPO法人市民がつくる政策調査会代表理事、早稲田大学教授)